このホームページは有限会社東洋物療研究所(旧加圧トレーニング富田林支部)が主催する、加圧トレーニングインストラクター養成講習会の紹介ページです。
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講師の紹介

私と加圧トレーニング(抜粋)

◎40歳過ぎたらウェイトトレーニングがきつくなった。

 私は過去トレーニングジムに通ったり、自宅にトレーニングルームを設置したりしていた、過去何十年と継続的にトレーニングを実施してきたが、40歳を過ぎたくらいから徐々に間が空くと元のウェイトに戻す時に苦痛を覚えるようになってきた。
仕事が多忙なときや、体調を崩して1ヶ月以上トレーニングができない事があると、元のウェイトに戻す事が非常な苦痛となっていた。
 かといって軽いウェイトでやるとやせた筋肉は戻ってこないし、また太くすると言うことは期待できない。
 要するにトレーニングに対するジレンマを感じるようになっていたのである。

◎軽い負荷でトレーニングできると聞いたので。

 そんな矢先、仙台の友人と話をしていると「加圧、加圧」と話の中で加圧を連呼する。
 そう言えば以前少し変わったトレーニングの本に、圧力をかけてトレーニングすると言うのがあったのを思い出した。
 一度やって見たいと思っていたが、何をどうすれば良いのかが全く判らないままで、私の中で棚上げになっていたのを思い出した。
特に軽い負荷で重い負荷と同等の効果得られると言う言葉が私の心を痛く刺激した。

◎たった3ヶ月の継続で効果を確認できた。

 友人の説明を聞いて半信半疑ながら、とにかくベルトを購入するからちゃんと指導しに大阪まで来てくれと頼んだ。
しばらくしてその友人は『筋力アップクン』と言う赤いベルトを持って、遠路仙台からやってきた。今からおよそ10年近く前の話である。
 聞けば彼は加圧トレーニングの指導者講習が公開された1期生であると言う。
 効果の程は半信半疑であったが、とにかくだまされたと思って今までのウェイトトレーニングでは考えられないくらいに軽い負荷で 日々のトレーニングを始めた。
 当時の私は上肢の基本種目、下肢の基本種目とパフォーマンストレーニングとしてはベルトを巻いてサンドバックの突きと蹴りを行っていた。
 驚いた事に3ヶ月間、週2回の加圧トレーニングだけで15分間サンドバックを突きっぱなし、蹴りっぱなしができるようになった。
 また突きや蹴りのスピードやパワーも現役の時と同等か、それを上回るほどになってきた。

◎私が加圧トレーニングの指導者になった訳

 加圧トレーニングを自分の為だけに始めてから3年ほどたったある日、私に珍しい人から電話があった。
 それはU高校の先輩で、現役で野球部の監督をしているY氏だった。
 彼は母校の野球部を率いて何回かは甲子園の土を踏んでいる。
また現在は母校の兄弟校に新たに野球部を作り、ここでも甲子園に行っている。
 彼の話の要点は、今まで部員のトレーニングを見ていたトレーナーがよそに引き抜かれて困っているのでなんとかならないかと言う話だった。
 折を見て話を聞きに行くと、部員の多くは怪我を抱え、またトレーニングも目的が不明確なままで各自バラバラに行っている様子。
 要するに、そこそこ野球の出来る子を集めてきて、無茶苦茶な練習させて、運が良ければ甲子園にいける事もあったと言う感じなのであろう。
 しかしそれにしてもけが人が多いのである。
 そこでとりあえず週1回程度治療とトレーニングを見に行く事になった。

・ 使いながら治すには・・・。

 元々私は整骨鍼灸で生業を立て、道場で武道を教えると言う、日本の古典的な武道家として歩んできたと言う経緯があり、必然的に治療する対象もスポーツ障害が中心であった。
 しかしこの野球部に来てびっくりしたのは、あまりにも怪我人が多い点だった。
 練習時間も長く、満足に治療する時間も取れない上に、さらに練習で治癒する余裕も無い。
そういう連中を毎回何十人も治療する訳だから、正直大変な作業である。
 自分の持っている治療技術と器具で鍼や直流電流治療器やと、とにかく考えられる事を何でもやってみたがとてもではないが追いつかない。
 そこで改めて加圧トレーニングを治療として導入する事を検討したのである。
 そしてその為に加圧トレーニング指導者としての資格を取得し、『加圧マスター』の器具を導入する事になった。

・ 効果的なトレーニング法を模索する。

 さらに部員たちのトレーニング自体を見直し、いたずらに重い負荷でトレーニングすることをやめさせ、軽い負荷で効率よくトレーニングするためのシステムを考案し、何度も指導に足を運び、また教員の指導者にも加圧の資格を取得してもらい、少しずつ野球をする為に効率の良いトレーニング法を確立していった。

・ 治療とトレーニングがシームレスにできた。

 部員が障害を持つ部位は治療、リハビリ、補強が必要である。
通常はこれがバラバラに行われるのだが、加圧トレーニングでは全て一貫して行える。
 さらにありがたい事に、かなりひどい障害であっても、他の物理的な治療法と比較して短期間で回復させる事ができる。
極端な場合は加圧の施術直後から練習に参加させる、と言う事も可能になってきた。
 また治療からリハビリ、そしてトレーニングという風にうまく加圧トレーニングを使う事で完全復帰までが円滑に行くし、負傷中も他のトレーニングは加圧トレーニングで行う事で、より積極的な強化が行えるなどのメリットもあった。

※以上私と加圧トレーニングより抜粋

主な肩書

『氏 名』:藤 田 誠 (フジタ マコト)/1953年生

(有)東洋物療研究所所長、シンセティック・セラピー&コンディショニングプラザ 加圧・コンディショニング/シンセティック代表、シンセティック整骨鍼灸院院長、他
・主な肩書、免許、資格
加圧トレーニング准統括指導者/加圧トレーニング特定資格者/日本加圧トレーニング学会理事/財団法人日本体育施設協会公認 トレーニング指導士/鍼師/灸師/按摩マッサ-ジ指圧師/柔道整復師/柔道整復師専科教員免許/米国NLP協会公認トレーナー/米国催眠療法協会認定:催眠療法士/米国IACI(International Alternative CounselingInstitute)認定カウンセラ-/ 少林寺拳法 准範士六段/スキルウォーク協会公認指導員/他。
・その他資格
2級建築士、宅地建物取引主任者、行政書士、ファイナンシャルプランナー(AFP)等
※詳細は

主な経歴

元日本少林寺武道専門学校教官、同専門学校東洋医学研究所主任研究員として日本及び世界の武道に伝承される、急所の研究及び同専門学校における東洋医学系科目の教育に携わる。
その間に、操体法を応用した 「逆モ-ション誘導による柔軟法」「フィ-ドバックテ-ピング法」や「経絡(筋)ストレッチング」「経絡(経筋)ウェイトトレ-ニング法」等東洋医学をベ-スにした各種の運動法を開発、少林寺拳法の練習体系の中に組み入れる等応用東洋医学の研究と開発に着手する。
香港中医学院にて中医師取得、上海中医学院国際鍼灸班研修等を経て昭和59年ときわ整骨・鍼灸院開設。
 鍼灸や各種手技療法による東洋医学的物理療法の研究、開発と治療を行い、中国鍼、運動鍼等の鍼灸療法と、操体法、整体術、調整法等の手技と気功やタオのテクニックを統合した治療のシステムを開発する。 また東洋医学と心理学、超心理学の境界領域に着目し、新たに大学においてカウンセリング、臨床心理学、深層心理学等心理関連の科目を学ぶ。
 国内においてNLP(神経言語プログラミング)のマスタープラクティショナーを取得した後渡米、NLP創始者の一人リチャード・バンドラーに学び、米国NLP協会公認インストラクターとなる。
 その後、心、体、気を一元的に観ると言う視点から数多くの臨床データを蓄積し『シンセティック・セラピー』を創始する。
 そのシンセティック・セラピーの視点から、アスリート向けのメンタルトレ-ニングシステムを開発しアマチュア、プロを問わずアスリートの精神的、肉体的な能力の開発に取り組む。
 独自のイメ-ジトレ-ニングメソッドにより、各種目における短期間の技術や型の習得を可能としたシステムを開発する。

武歴・トレーニング歴

小学生の頃より、空手、剣道を学び、大学生から少林寺拳法を始める、鍼灸師等の資格取得後、香川県多度津町にある日本少林寺武道専門学校教官を経て少林寺拳法大阪太子道院長(道場主)を15年間務める。
 その間、バンコク、チタラダジムにおいてムエタイ(タイ式ボクシング)の研修や、中国散手の生みの親の一人である蒋 浩泉師、 及び八極拳の宗家、呉 連枝師に直接師事する等、少林寺拳法をベ-スにより高度なレベルの格闘技の開発を目指し、自分の道場より散手オ-プント-ナメント(中国武術と日本武道の交流を目的とした国内唯一のオ-プント-ナメント)において、3年連続して優勝や入賞等の選手を多数育てる。
 自身は民間防衛・日本護身術協会を主宰。
 ウェイトトレーニング歴35年、加圧トレーニング歴9年、加圧トレーニング指導歴7年

関連学会

『過去に所属した学会』
 日本武道学会、日本東洋医学系物理療法学会、日本体力医学会、日本サイ科学会等。
『現在所属している学会』
 日本加圧トレーニング学会(理事)

加圧に関する研究発表

 ・加圧による血液の変化について(05)
 ・加圧による不安度の変化について(予備研究)(06)
 ・加圧による投球速度の変化について(07)
 ・加圧による投球コントロールの変化について(08)
 ・加圧によるインナーマッスルトレーニング法の研究(09)
 ・加圧が『気、血』に及ぼす研究(10)
 ・児童期の加圧トレーニングについて(11)

現在の研究テーマ

 加圧が『気、血』や経絡に及ぼすの影響について。
 加圧を用いた自律神経のコントロールについて。